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看護部




人生100年の時代となり、さらに高齢化が進む中、生活習慣病に由来する腎疾患の増加は続くものと予想されます。そこで、看護師の役割は、疾病や障がい(慢性疾患等)を持ち続けながら、住み慣れた環境で暮らし続けることへの支援と考えています。その結果として、健康寿命が延び、生活の質(QOL)が維持され、その人らしい生活を送ることができるようになれば、私たち看護部の役割を果たせたと言えるでしょう。


東葛クリニックグループ看護部は、東葛クリニック病院(本院)を中心に、7ヵ所で運営している関連透析施設からなり、約190名の看護職員が各施設でチーム医療の一翼を担っています。特に、慢性腎臓病をかかえた患者さんを支える看護は、1973年の開設以来、輝かしい伝統と深い経験に裏付けられた水準の高さを備えており、その専門性に対して各方面より高い評価を得ています。


私たち看護部スタッフは、チーム医療における看護の役割を果たしながら、最新の情報を元に看護の専門性を発揮できるように絶えず自己研鑽に励み、地域で生活している人々に対して健康に関する啓蒙活動を行い、入院生活では、快適でかつ安心して過ごして頂けるように務めております。


同時に、看護師という職業人としてだけでなく、社会人としても、他を思いやる心の暖かさを持ち、協調性やチームワーク、規律を重んじ、仕事に対して前向きな姿勢を備えた、人間性豊かな「人」であるために、日々努力を続けてまいります。

東葛クリニック病院
看護部長谷口 弘美 (感染管理認定看護師)

1.看護部の理念

  • 私たちは「恕」の心で、患者さんやご家族に思いを寄せ、その方々の心に寄り添った看護を実践します。
  • 私たちは「協」の精神で、患者さんやご家族を中心としたより良いチーム医療を実践するために看護の役割を果たします。

2.看護部行動指針

  • 私たちは、安心と真心のこもった質の高い看護を提供します。
  • 私たちは、看護の専門職として患者さんのために他の医療職と協働し、最善の看護を提供します。
  • 私たちは、人として、看護師として成長し、質の高い看護を提供するために、自己研鑽をたゆまず続けます。
  • 医療法人財団 松圓会の職員として誇りを持ってその理念を体現し、他の職員と協働しながら健全な病院運営に参画します。

3.看護部組織図

看護部組織図

4.東葛クリニック病院と各透析クリニックの看護

東葛クリニック病院

  • 外来(一般診療室・手術室・中央材料室・内視鏡室)
    外来では4カ所の業務を担当しています。各々の部署で求められる知識・技術は異なりますが、相互に連携し、協力しあいながら、一期一会の心で看護に取り組んでいます。また、東葛クリニックみらいの一般外来部門も受け持っています。
    当院には、腎不全や透析の患者さんが多く、「CKD(慢性腎不全)チーム」や認定看護師が活躍しています。
  • 入院透析室
    入院患者さんの透析を主に行っています。
    入院して透析を行う患者さんは重症の方が多く、また透析を初めて受ける患者さんもおられるなど、各々の患者さんの背景や状況に応じた看護が求められます。医師、臨床工学技士など、他職種と連携しながら、透析がスムースに行われるよう日々の看護を実践しています。
    慢性腎臓病療養指導看護師などの認定看護師が活躍しています。
  • 3階 一般病棟
    血液透析の導入から維持管理に伴う看護を主に行なっていますが、その他、内科、循環器、消化器科、泌尿器科、整形外科等の患者さんが入院されています。
    また、糖尿病で足病変のある患者さんも多く、資格を取得した看護師の「フットケアチーム」が活躍しています。褥瘡のある患者さんについても他院からお受けし「褥瘡ケアチーム」が活動し成果を上げています。
    短期入院としては胃や大腸のポリープ切除、泌尿器科の生検などの患者さんもおられ円滑な入退院に努めています。
  • 4階 療養病棟
    平成30年1月より開設致しました。
    透析患者さんで、在宅療養が困難な患者さんをお受けし、ADL(日常生活動作)の維持・向上に努めながら、生活の場として安全で快適な環境を提供しています。
    また、地域包括ケアの一端を担うべく、患者さんのご要望に沿いながら地域に戻ることへの支援も行なっております。

透析クリニック

7カ所の透析クリニックで、それぞれの地域に根ざした看護を日々、心がけながら、維持透析の患者さんへの看護を展開しています。

透析医療は特に患者さんと長期間にわたって関わることが多く、それだけに深い信頼関係を築いていただいています。それを糧に、看護の専門職として関わることを心がけています。

また、病状が変化した場合は、本院やその他、適切な医療施設で治療を受けていただくことになりますが、その変化を見逃さないよう、早期発見を目標に、日々の観察には特に細心の注意を払っています。
さらに、足に創傷のある患者さんも多いため、院内認定フットケアナースを養成し、フットケアにも力を入れています。

訪問看護室

平成29年8月より開設致しました。

主に当院から退院した患者さんや外来の患者さんを対象に、療養生活の管理、服薬管理、カテーテル管理、創傷のケア、ブリーフケアなどを行なっています。

患者さんがご自宅でご自分らしく生活できるよう看護の継続に努めています。