No.16「巳」

緑を主にしたユーモラスで元気な雰囲気をかもしだす『蛇』をモチーフにした版画は、多方面で才能を発揮した池田満寿夫氏の手によるものです。蛇は古来、人に恐れられていた反面、神の使いや大地の主として崇められ、神話や伝説に多く登場してきました。この愛らしい蛇の版画は、いかにも池田満寿夫らしい自由潤達さにあふれています。


作品解説:
彫刻家望月 菊麿